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* 週刊フォトエッセイ*

「今日もカメラは回る」

  文・写真/根岸泉 --->Back Number 




Roll 107 全米NO.1大ヒット公開中 <第1週>

 映画は作るほうも大バクチなら、見るほうもギャンブルだ。

 予告編ですばらしく面白そうに見えたので、長く楽しみにしていた映画を初日に駆けつけて見たところが大はずれ、ということは日常茶飯事としてある。

 見どころ満載の映画と思っていたら、予告編に出ていたカットが見せ場の全てだった、ということもある。
 青春ドラマかと思っていたらホラーだった(!)ということさえある。

 大きなフォントでは言えないが、最近公開された某人気若手俳優の話題の映画、監督はSFのつもりで作っているし、もちろん作品はちゃんとSFしているのだが、配給会社の意向で「つまりSFじゃ客は呼べない」という判断のもとに、予告編からはSF色がきれいに排除されアクション映画として売っている、というサギのようなものまである。

 まあ予告編というのは期待と予想(受け取るがわの補完)によって、本編より面白いのが普通だ。
 べつだんウソをつかなくとも「あの人にまかせるとどんな映画も面白く見える」という名うてのサギ師・・じゃなくて達人の編集マンがいたりする。
 だから完璧に信用するわけにはいかないものなのだ。

 では何を信用すればいいだろうか?
 (続く)


2003年12月17日掲載

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