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豪華な打ち上げ
(まだ続編のことまで頭は回らない)


* 週刊フォトエッセイ*

「今日もカメラは回る」

  文・写真/根岸泉 --->Back Number 




Roll 147 続・続編

「殺さないで、続編にも出たいのよ」
『スクリーム(1作目)』(1996年/米国)で殺される主人公の友人のセリフ。

 というわけで続編の話だ。たいていいまふたつな出来となるのになぜ続編が作られるのか? と言えば営業的に有利だからだ、配給の都合といってよい。

 どんな名監督が作った、どんな力作でも大失敗ということは起こりうる。
 映画はつねにハイリスク・ハイリターンのギャンブルなのだ。そのギャンブルの中で唯一有利な賭けがあるとすればそれは続編である。

 前回、続編は想像力にあふれたものには成り得ないと言う話をした、それゆえ面白くないのだと。
 私は映画は題材主義で、ストーリーテリング重視で、二番煎じを基本的に評価しないのでよりそう思うのかもしれない。しかしもちろん映画の何を面白いと思うかはいろいろだ。

 スターを見たい、お気に入りの役者が活躍する姿が見たい、という方向性は当然あってそれもまた映画を支えてきた原動力である。

 そういった見方をする人にとっては続編は待ち望まれるものだろう。お気に入りのあのスターがお気に入りのあの役で(衣装で?)また出てくる。
 私が映画を役者で観ない(※ジュリア・ロバーツを除く)のと同様、そういった人たちにとっては独創的な話かどうかは二の次だ、つまり続編には一定数の動員が必ず見込まれるということだ。

 いちかばちかの賭けを続けていかねばならない映画会社にとって、これが魅力的でないわけがない。

 それに、たいていの場合いまふたつな出来になるとはいえ例外はある。思いもかけない傑作が出来るという可能性だってゼロではないのだ。

 この話題続く。 


2004年10月20日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部