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現場の風景
仕出しの役者さんにハッタイ粉(別名、麦焦がし)を吹きかける
自前の衣装なのにたまらんなあ


* 週刊フォトエッセイ*

「今日もカメラは回る」

  文・写真/根岸泉 --->Back Number 




Roll 152 続編 ニューゼネレーション

 あなたがそれなりの映画ファンなら問題はない。しかし漠然と暇つぶしにレンタル屋に行く人を襲うのがコバンザメの群れである。

 根岸がたしか「さすぺりあ」ってのが面白いって言ってたなあ、とホラーの棚に行ってみると並んでいるのが『サスペリア』『サスペリア2』『サスペリア・ナイトメア』『サスペリア2000』である。
 たしか無印の「さすぺりあ」じゃなかったよなあ? と思ってみてもあとの祭り、どれが面白いのかわからない。

 そうそう「でもんず」ってのも怖いらしい、と目をうつせば『デモンズ』『デモンズナイト』『デモンズ2001』『デモンズ2002』と並んでいる。

 よくわからん、と言って彼は知っている作品、以前劇場で見損ねた『パラサイト』を借りるつもりで『パラサイト2000』を持ってカウンターに行ってしまう。

 というのは冗談だが、レンタルビデオは間違って借りられていくのを狙っているとしか思われない作品が並んでいる。

 そしてこういうのってアリなの? と思うのだが。パッケージを見ても原題が書いてないことが多いのだ。
 監督も主演も変わっているが後日談といったそれなりの(?)続編なのかまるきりコバンザメなのか全然わからない。

 ま、『デモンズ2001』のようにニュージーランド映画とか書いてあると「イタリアン・ホラーの巨匠」ダリオ・アルジェンテが制作した『デモンズ』とは無関係だろうと見当もつくのだが・・

 というわけで、ビデオ屋で迷わないための法則を次回以降紹介しよう。


※以下資料

『サスペリア』…SUSPIRIA(1977年/伊)
『サスペリア2』…PROFONDO ROSSO(1975年/伊)
『サスペリア・ナイトメア』…DARK WATERS(1997年/伊・米)
『サスペリア2000』…FATAL FRAMES(1997年/伊)

『デモンズ』…ALSO KNOWN AS: Demons(1985年/伊・米)
『デモンズナイト』…TOTEM(1999年/米国)
『デモンズ2001』…THE IRREFUTABLE TRUTH ABOUT DEMONS(2000年/ニュージーランド)
『デモンズ2002』…WITCH HOUSE 2(2000年/米国)

『パラサイト』……THE FACULTY(1998年/米国)
『パラサイト2000』……BLOOD(1999年/英国)


2004年11月24日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部