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近隣の住民の皆様へ
世田谷区成城、小田急線立体化工事現場にて


* 週刊フォトエッセイ*

「今日もカメラは回る」

  文・写真/根岸泉 --->Back Number 




Roll 155 まんじゅう

 新聞の折り込みに新築マンションのチラシが入っていた。
 意外とご近所ではないか、あんなところにこんなデカイマンション立てる場所あったかなあ、と思い行ってみたところびっくりするほど広大な更地が広がっていた。
 いったん取り壊されてしまうとかつてそこに何があったか思い出せないものである。
 よく前を通ったのになあ、と思いつつ傍らを見れば
「今週の工事予定、近隣の住民の皆様へ」
 という掲示板が掲げられていた。

 うん、最近は住民運動もうるさいし、ご近所への配慮は欠かせないよね、と思いつつ掲示を読むと、

『 今週の工事予定(月〜土)  まんじゅう 』

・・・・もしも〜し、まんじゅうって何ですか〜

 ということで今回は隠語の話だ。

 隠語はその社会が閉鎖的であるほど多く使われる傾向にあると言われている。
 内部の意思疎通を容易にし、外部に対して斜に構えることで団結力を高め、あるいは外の人間を峻別し排斥するのに役立つ。

 警察あるいは893さんのそれは(TVのおかげで)よく知られるところだし、ミュージシャン、落語、あるいは飲食関連(スシ屋とか)でも多い、もちろん前近代的で閉鎖的であることは人後に落ちない映画屋(?)も同様である。

 以降映画屋の隠語について書いてみたい。


2004年12月15日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部