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ガス・ナパームテスト中(プロパンガスに空気を混ぜ高圧タンクから噴出させて火をつける)
ヤバそうに聞こえますが、ガソリンを使ったナパームと違って燃焼しきれなかった残りが地面で燃えることもなく安全です。


* 週刊フォトエッセイ*

「今日もカメラは回る」

  文・写真/根岸泉 --->Back Number 




Roll 185 華麗にいこうぜ その1

 操演という仕事はかならずしも全ての映画に必要なものではない。
 もちろん人吊りや爆発シーンがある映画ばかりではないからだ・・・っていうか、無い映画がほとんどだからだ。

 そして出番があったとしても、怪獣映画、あるいはアクション映画でもないかぎりメインスタッフとしてずっと拘束されるということはめったにない。
 サスペンス映画に1シーン(1カット)首つりがある、はたまたアクション映画のラストに爆破・炎上シーンがあるなどという場合その時だけ呼ばれるということが多いのだ。

 こういう時はプレッシャーがかかる。万が一にもミスは許されないという気分になるからだ。

 まあどんな立場のどんなパートですら許されるミスなどないのだが、ミスはいつでもどこでも起こりうる。
 ただそれを映画1本500カットのうちの1つ、3ヶ月間を共に戦ったスタッフの中で起こすのと、そのためだけに呼ばれた1カットで起こすのとではこちらのダメージが違うわけだ。
 そのためだけに呼んだのに失敗かよ? と思われたかと想像すれば穴を掘っても入りたい気分になってしまう。

 逆に言って、こういう時にうまく行った場合は・・という話を次回にしてみたい。


2005年08月10日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部