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夢の都の売店にて


* 週刊フォトエッセイ*

「今日もカメラは回る」

  文・写真/根岸泉 --->Back Number 




Roll 202 メイキング

 映画をDVDで販売する際、目玉となるのが特典映像だ、という話を前回した。
 これはビデオテープのソフトでは不可能だった商法だ、なにしろテープの場合、映画を一本入れたらもう余裕がない。
 といってカセットをもう一本付ければかさばるし値段も跳ね上がる、またテープはランダムアクセスが出来ないので細かいフィルムクリップをたくさん見るのには向いていない。

 容量はいっぱいあるし、たとえ2枚組になってもケースのサイズは変わらないし、ランダムアクセス自由自在のDVDは特典映像付きソフトにまさしくうってつけなのだ。

 そしてその特典映像のメインとなるのが「メイキング映像」であるというのは誰もが認めるところだろう。
 ハリウッドは夢の都であり、蒲田は光の港であり、あの夢のように美しい映像が、驚異のアクションシーンがどうやって作られたのか、はたまた大スターの素顔がどんなものか、そういった映画の舞台裏を見てみたいと思う気持ちは誰にでもあるだろう。

(実のところ夢の向こう側をのぞき込むのはやめたほうがいいと思う、まあ真に幻滅するような、見ちゃいけないような物は映ってないだろうけれども)

 ともあれ今や映画ファンのために、一度見た作品でもあたらめてDVDを買っていただきたい映画会社のために、クランクインと同時に(あるいはそれ以前から)メイキング班が活動を開始している。

 次回、そのメイキング映像についてお話しよう。 


2005年12月14日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部