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「黄色いガス吹き」の効果を出すため、黄色いチョークの粉を吹いているのが操演部O君。
より黄色く見せるためのカラーライティングをしているのが照明部I君です。


* 週刊フォトエッセイ*

「今日もカメラは回る」

  文・写真/根岸泉 --->Back Number 




Roll 240 マッドマックス −その10 グリーンタイツマン−

 長く書いてきたがここで「マッドマックス、銃身切断論争」をまとめてみる。

I君「そんなカットない」派

 市販/レンタルを問わず、ビデオ/DVD版ともにそんなカットはない。
 80年初頭(公開からわずか数年)にオンエアされたTV公開版の録画をチェックしたがそのカットはない。
 編集的にそのようなカットが入る余地がない。
 内容的に銃身の切断を削除する意味がない。
 有ると言ってる人は他の映画と間違えているか、間違えた人の話を聞いて脳内で補完してしまっているのだ。


O君「そのカットはオリジナル版とTV公開初期には存在し、その後削除された」派

 自分を含め覚えている人が複数いる。
 (個人の映画ファンサイトで「あそこカットされてない?」と言っている人もいる)
 レプリカ銃マックススペシャルは「ただ銃身を切っただけだ」と当時小学生の自分は思っていた、これは「切ったところを見ていた」からに他ならない。
 マックススペシャルの銃身の切断面は金ノコで切ったようなディティールが付いている(らしい←伝聞)これはマックスが手作業で切ったところを再現したマニア向けの細工である。


 というところだろうか。実に決め手に欠ける話ではある。

 それゆえにこの場で読者の方に情報の提供をお願いした(Roll 234)というわけだ。

 銃身を切断するカットの入っているビデオを持っているよ、というのが全ての決着となりうる情報だがそれ以外でも構わない。
 その部分をカットすることになったいきさつを知っているとか、カットすることになったと聞いたとかでも構わない。
 思いつくことがあったらどんなことでも連絡していただけると嬉しい。

 ところでI君は「そんなカットが本当にあったら、俺は東宝ビルト撮影所のオープンセットでふんどし一丁になってやる!」と言っているし。
 O君は「じゃあ俺はグリーンタイツマン(注)になってオープンに行ってやる!」と言っている。

 決め手になる情報をくださった方にはその写真をもれなく送付するとお約束しよう。



*注:ふんどし一丁と対をなすほどの破壊力を誇るグリーンタイツマンとは何か?
 ここで解説しようかと思ったのだが、よくよく考えてみるとこれは一章を設けないと説明出来ません




「マッドマックス」(製作:1979年/オーストラリア)


2006年09月27日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部