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(C) MIka Ninagawa


* 週刊フォトエッセイ*

MIKAの部屋2

  文・写真/蜷川実花 --->Back Number × 中山慶太




Vol.18 §けっこう久し振りのカメラ談義(1)§

─── 中山です。

●MIKA:ニナミカです。

─── レンズ自慢でちょっと復活しました。

●MIKA:立ち直りが早い。ところであのレンズ、どこ製?

─── ウクライナ製です。正確には『旧ソ連製』ですね、ソ連が崩壊する前のだから。

●MIKA:それってちゃんと写るの。

─── 写りますよ。すっごくまともに。だってあのレンズ、フィッシュアイ・デ△○□×ンのコピーみたいだし。

●MIKA:なあにそれ。

─── ハッセルブラッド用のレンズです。すっごく高いの。あとおんなじメーカーのですけど、こんなのもあります(と、別のレンズをテーブルに載せる)。

●MIKA:今度は普通のレンズ。

─── そう思うでしょう。でもここのネジをぐりぐり回すと、ほら、光軸がずれる。

●MIKA:ほんとおだ。変なの。なにに使うんですか。

─── シフトレンズっていって、パース(遠近感)を変えられるんです。ほら、建築物を下から見上げて、ビルの上がすぼまって写らないようにするとか。

●MIKA:……たてもの撮るとき以外に、なんか役に立つの。

─── あ〜まだ考えてません。

●MIKA:(レンズを覗きながら)つかいみち考える前に買っちゃうところが中山さんらしいですね。

─── まあ、普通にも使えますけど。ところで実花さん、さいきんの仕事は645が多いいんですか。

●MIKA:いろいろですね。35mmも使うし。

─── 中判と35mmって、どう使い分けてます?

●MIKA:仕上がりのイメージがぜんぜん違うんですけどね。あと、距離感が違うかな。

─── 距離感って。

●MIKA:被写体との距離感。中判はね、なんか遠い気がするのね。

─── おなじ距離でもサンゴーの方が近く感じる? ファインダー像の大きさは中判の方がずっと大きいんですけどね。

●MIKA:そおですね。中判カメラだと、なんか機械が間に入ってる感じがするのかな。

─── あ、なんとなくわかります。というところで、この続きはまた来週。


2003年01月15日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部