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蜷川実花個展「Acid Bloom」会場にて
※撮影:中山慶太


* 週刊フォトエッセイ*

NinaMika Weekly 週刊ニナガワ通信

  文/蜷川実花 --->Back Number × 中山慶太




§いわゆる白壁恐怖症について§(oct.2003 #02)

─── ここんとこ、休みはちゃんと取れてるんですか。

●MIKA:ぜんぜん休んでない。ずうっと働きづめです、なんてね。ちゃんと休んでますよ。

─── でも映画のロケとかで、スケジュールは……。

●MIKA:たいへんですけど、でも映画といってもショートムービーだし、あたしの仕事は基本的に短期集中型だから。
(このインタビューの時点で実花さんは今年の夏の不順な天候を読んでいなかったのだ!)

─── で、休みの日はいちんち中ぼぉっと。

●MIKA:してると思うでしょう。でも駄目なのよ、なんかしてないと。

─── じっとしてらんない。

●MIKA:そおそお。休みの日でもスケジュール埋めないと気が済まないのね。「何時からプールで泳ぐ」「その後は何時までショッピング」みたいな。

─── 意味ないじゃん。

●MIKA:そおですよね。あたしつくづく「白い壁恐怖症」だって実感してます。

─── 真っ白い壁があると埋めたくなるという。スケジュールノートもいっしょ。

●MIKA:うん。空き時間があるとおちつかない。

─── 不健康だなあ。そのうちコンビニに行く時間も書き込むようになりますよ。それじゃあ、ちょっと長めの休みを取って旅行に行くとしたら。

●MIKA:カメラ持たないで? ぞれってずうっと憧れなんですけど、ぜんぜん想像できないよ。

─── 行きたい先が浮かばない。

●MIKA:うん。「どこでもドア」があったとしても使えない。困ったもんですね。

─── ワーカホリックって言うんです、それ。作家の特権ですよ、「煮詰まったら休業宣言」って。

●MIKA:ぜったい無理だとおもうな。


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2003年10月15日掲載

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