写真
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実花さんの写真展会場で販売された
ミニミニ・アクリルパネル。
※撮影:中山慶太


* 週刊フォトエッセイ*

NinaMika Weekly 週刊ニナガワ通信

  文/蜷川実花 --->Back Number × 中山慶太




§金魚はちょっと哀しいね(2)§(FEB.2004 #01)

─── 最新作品集のモチーフになった金魚のお話し、続きです。撮影は順調に行きましたか。

●MIKA:けっこうたいへんだったかな。

─── やっぱ動きますからねえ。

●MIKA:そおなのよね。

─── 「ちょっと目線ください」ってわけにもいかないし。

●MIKA:まあ動きは予測できないしで、最初はなかなかアレでしたけど。でもだんだんコツがつかめるのよね。

─── 動きが読めるようになる。

●MIKA:まさか。そんなんじゃないけど、花と並行して取り組むには良いテーマだったと思う。

─── 花は動きませんからね、撮影者がぜんぶコントロールできる。

●MIKA:そおですね。

─── 実花さんは以前から好きでしたね、金魚。自分でどこに惹かれると思います?

●MIKA:他のものと一緒。ちょっとチープで哀しいところかなあ。

─── 高いやつはすごい値段が付いてるけど。

●MIKA:うん、高級品はね。でもすっごくねじ曲がってるでしょ、金魚って。

─── 自然のものじゃなく、人間がつくったってことですか。

●MIKA:そおそお。あれって川に戻すと、何代目かでフナに戻っちゃうんだって。

─── そおなんだ。

●MIKA:無茶苦茶だよね、あれがクジラやイルカだったらもお大問題でしょ。

─── 動物愛護団体が黙っちゃいないでしょうね。そおいえば動物園だか水族館だかで、餌に金魚を使ってたらお客さんからクレームがついて大変だったそうです。

●MIKA:それでどうなったんですか?

─── もっとコストが高いメダカか何かに切り換えて一件落着。誰もクレームつけなくなったらしいですよ。

●MIKA:ふうん。なんか笑っちゃうけど、でもやっぱし哀しいお話しですねえ。

─── 来週も金魚の話の続きです。

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2004年02月04日掲載

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