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※写真/中山慶太


* 週刊フォトエッセイ*

NinaMika Weekly 週刊ニナガワ通信

  文/蜷川実花 --->Back Number × 中山慶太




§残酷な表現者が支配する(2)§(feb.2005 #02)

 蜷川実花は探求のひとである。
 彼女の研究熱心は知る人ぞ知る、というか、知らないひとでも知っていそうだ。2003年に撮ったムーヴィーの撮影現場では、(それがはじめて監督する映画だというのに)カメラやモニターなどの機材をきちんと使いこなしていた。たぶん多忙なスチルのスケジュールを縫って勉強したのだろう。
 その本業であるスチル撮影で使う機材との、一種突き放したようなつき合い方は折りに触れて観ている。もうずいぶん前になるけれど、彼女がはじめて使う機材で撮影して、瞬時にもとの機材に戻したことがある。それは仕事とはすこし離れた撮影だったけれど、自分が「使える/使えない」の見きわめはわりとはっきりしているらしい。
 直感的に選ぶのか、経験の積み上げで捨てるのか。その見きわめがいちばん顕著に出るのが、たぶん彼女のフィルム選びだろう。

■蜷川実花さんの公式サイト
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2005年02月09日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部