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※写真/中山慶太


* 週刊フォトエッセイ*

NinaMika Weekly 週刊ニナガワ通信

  文/蜷川実花 --->Back Number × 中山慶太




§シュールな夢のリアルな死(1)§(mar.2005 #01)

 過日、ニナミカのプライベートなイベントにお呼ばれして浅草に出向いた。
 何のイベントかって? いやそれは内緒です。

 ニナミカに浅草は不思議な取り合わせだ。でも会場は花やしき。このちいさな遊園地がふだんはどういう空間か、実はいちども入ったことのない僕はまったく知らなかったのだけど、その日はまるごと貸し切りで場内はすみずみまでニナガワ印の装飾がほどこされていた。
 といっても、どこまでがデフォルトでどこからが後付けかは判然としない。いっけん派手でチープで脆くて壊れやすそうで、でもじっさいは落としても容易に壊れない。というヲトメゴコロと下町感覚が実によくブレンドされた不思議空間がそこにあった。そう、まるでもとから蜷川実花が経営していたかのように。

 真っ赤な布で覆われたステージ。原色の衣装でコスプレするスタッフ。カブリモノをまとった人々。もはやそこは現世ともあの世ともつかぬ……いやいや、お化け屋敷の前だった。

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2005年03月02日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部