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東京ラテンムードデラックス展開催を告げる看板
※吉祥寺パルコにて
提供:パラダイス山元


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




205 東京ラテンムードスタイル展 開催迫る

 表参道パノラマ美容室のオーナーであり、東京ラテンムードデラックスの御意見番&バーチャルグランドキャバレーショーの専属司会者としても知られるチャーリー宮下氏と、当時毎週日曜日に美容室前の店先で「サンデーパノラママーケット」というアンティークショップを開いていた謎の行商人Y氏とで、「東京ラテンムードスタイル展」という催しをやることになった。回を重ねるごとに噂が噂を呼んでいた公演をさらに盛り上げようと、パルコが企画してくれたものだった。
 吉祥寺パルコのイベント会場に、東京ラテンムードのあれもこれもを集結させてしまおうという、開けてみないと実際なんだかよくわからないイベントではあったが、前評判は上々。3人で、ファッション、乗り物、グッズ、食べ物など、ありとあらゆるマンボなモノをかき集めに走り回ったのだった。といっても、実際はお互いの秘蔵コレクションを見せびらかすようなかなりマニアックな内容であり、かき集めるというよりは、それぞれの家の物置の奥から引っぱり出してきたモノのほこりを払うことに重点がおかれたのだった。
 昔々、各地の温泉のお土産店で必ずといっていいほど売られていた顔の黒いこけしとか、古びた時計屋のショーウインドウに長い間飾られていた盤面が七色に輝く腕時計、七宝焼きの記念ピンバッチ、世界初のオールトランジスタ・携帯テレビ、元祖スクーターの「ラビット」に、マンボカーにいたるまで、点数にして700点あまり。どこのうちのタンスの上にもあるようなモノから、これは珍しい! というような逸品まで、とにかく会場まで運び入れるのもタイヘンな数だった。


2002年02月20日掲載

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