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東京ラテンムードデラックス展での東京ラテンムードデラックス
提供:パラダイス山元


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




206 東京ラテンムードスタイル展 ついに開催

 いきなりオークションである。
 東京パノラママンボボーイズのアナログ盤、椅子、スクーター、クルマなど、本当に最低落札価格で持っていかれたらどうしよう、というくらいの安値スタートに正直穏やかな気分ではなかった。
 最終日に決戦入札という仕切りで、ずいぶん人集めに貢献したマンボなモノの数々。一番ウケていたのが、古くからマンボな飲み物として北海道育ちの私の味覚を刺激しつづけてきた幻の清涼飲料水、コアップガラナの販売。一部東京でも生産販売されているものの、味にこだわる私としては北海道・函館の小原商店謹製のローカルな瓶入りの商品をトラック便で大量輸送。さすがに運賃の方が原価を大きく上回ってしまったが、来場者には好評であった。茶色のコアップガラナの瓶は、マーガレットの一輪挿しにぴったりなので、飲んだ後空き瓶をお土産として大事に持ち帰ってもらった。
 会場奥のステージには、渋谷の老舗注文服専門店「ボストンテーラー」で揃えた、赤いジャケットを羽織った東京ラテンムードデラックスの面々が立ち並ぶ異様な光景。ソリマチアキラは別格としても、あとのメンバーにこんなスタイルのイイ本物はいないよー、と訪れる人のほ とんどが同じようなことを言っていたのには苦笑した。
 ちょうどそのころ雑誌「美術手帖」(美術出版社刊)で「マンボなものを探せ!」という連載をやっていた私は、会場に「私の自慢のマンボなモノ」を持ってくるよう告知。それはそれは妙なモノを携えて、いろんな人々が集まってきたのだった。


2002年02月27日掲載

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