* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number


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園田ルリ子 in ニューカレドニア
※撮影:パラダイス山元









207 園田ルリ子メジャーデビュー決定!

 ソリマチアキラが歌うCD「洋酒天国」の発売で勢いづいたパラダイス山元と東京ラテンムードデラックスは、ついにCDシングル6ヶ月連続リリースという業界の掟破りとも言われる怒涛のリリース計画を発表。それでなくてもマイナー感漂う「国内ラテン」というジャンルに少しでも風穴を開けようと、自らが収まるコーナーを「Jラテン」などと悪びれることもなく勝手に新設、レコード店の店員から苦笑された。
 それにしても6タイトルすべて歌手を違えて、それぞれにあったラテンリズムでリリースするという手のこんだ仕掛けを考えるのは、生まれながらのマンボ野郎のなせるワザなのか。レコード会社の制作担当は、前例のない面倒臭さに本気で泣いていた。そして栄えある第一弾のボーカリストに抜擢されたのが、「キュートなマラカスドール」というキャッチコピーがぴったりの園田ルリ子であった。これまでのステージでは、あえて濃い目のメイクで、グランドキャバレーの新人ホステス役などというイカガワシさ抜群の役で地味な存在だったのが、いきなり若さ爆発! すっぴんでの登場とあいなった。
 デビュー曲は「ぎゅっと!ぎゅっと!抱きしめて!!」作詞はパラダイス山元。作曲はヴィブラフォンの名手タケダナヲヤ。日本在住の謎の編曲家、アルセニオ清水が、キューバの古典リズム、ソンモントゥーノの響きがなんとも心地よいラブソングに仕立て上げたのだった。


2002年03月06日掲載

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