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女性上位の情熱のパーカッション講座
(渋谷パルコ)
※写真提供:パラダイス山元


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




223 情熱のパーカッション講座開講

 プロのパーカッショニストとしての自覚がほとんどないにも関わらずレコードだのCDだのリリースしていると、時々妙なところから連絡がきたりするのだった。

「通信教育一筋○十年の日本○○○○学院の事務長○○と申します。是非パラダイス山元さんのダイナミックなボンゴやコンガの演奏方法を当学院の通信講座で開講したくお電話差し上げた次第で御座います」
 とやけに丁寧に謙った口調で切々と訴えはじめるのだった。通信講座どころか、これまで人にラテンパーカッションの奏法なんて教えた例などない私にそんなことが出来るはずもない。というより、自分のことでいつも精一杯のこの私に、そんな面倒くさいことが出来てたまるか! という感じ。でもその事務長は「私も趣味で長い間ラテン音楽を聴いてきているんですが、パラダイスさんのようにメチャメチャ楽しそうにイキイキと叩かれている方は他には存じ上げません。私自身ペレス・プラードでマンボを聴きだしはじめて、自分でもマラカス振ったりして踊ったりしているのですが、是非その笑顔というか、演奏そのものよりパラダイスさんのエンタテインメントの世界をこの講座に反映させたいんです!」などと熱っぽく語るのであった。
 そんなに誉められると人間誰しも、悪い気はしないものだ。しかしその直後にパルコの知り合いから「今度新しく渋谷パルコのなかにカルチャースクールを開講するんですけど、ラテンパーカッション教室なんておもしろそうじゃないですか? やってもらえませんか?」などと連絡が入る。「なんだったら生徒さん用のコンガ20本くらいならこちらでご用意しますから〜」なんて太っ腹なこともおっしゃる。
 日本○○○○学院の通信講座よりも、渋谷界隈のおしゃれな女の子といっしょにコンガを叩けることを想像した瞬間「やります、やります!」とひとつ返事してしまったしょーもない私なのであった。
 で、実際に開講してみたらなんと9:1で女性がはるかに多い講座になってしまったのだった。

 とりあえず、めでたし、めでたし〜。



『情熱のパーカッション講座』のお問い合わせは、
●パルコ毎日新聞カルチャーシティ渋谷校
 http://www.parco.co.jp/mcc/
 TEL:03-3477-8969 まで


2002年07月03日掲載

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