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つのだりょうこ、筆者、杉田あきひろ
世田谷バーニッシュストーンスタジオにて
※写真提供:パラダイス山元


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




234 たこやきなんぼマンボ発注

 ある日突然、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」のプロデューサーから、「1曲マンボお願いしたいのですが…」との電話。
 ならばと、伺ったNHKではじめてお会いした2人のプロデューサーF氏とN女史。そして、作詞家のもりちよこさん。
 既に歌詞は完成しているとのこと。あとは、マンボなので、やはりこの際パラダイス山元さんにお願いしたいとのこと。当然でしょう。子供といっしょに毎朝欠かさず観ていた「おかあさんといっしょ」だけに、思い入れは充分すぎるほど充分。歌詞の内容、コンセプトを説明して下さっているあいだに、突然神からの啓示のようにアタマの中にメロディーが流れはじめる。
「できれば今月末までにはオケの録音を完了したいのですが…」との要望。「ハイ、わかりました!」とNHKをあとにする私。
 ちょうどNHKの西口玄関前から出ているバスに乗って帰ると、終点は家の近所。久々にバスに乗り込んで一番後ろの席に座り込む。もう先ほどから、思いついたたこやきメロディーがアタマの中で何回もリフレインしているものの、なんだか忘れてしまいそうな感じも。五線譜もペンも持ってきていないし…
 そんな時、私が持っている唯一のメロディ演奏楽器、携帯電話をポケットから取り出し、着メロ作曲機能を駆使してメロディを打ち込みはじめたのでした。
 バスが初台の交差点に差し掛かった時、「たこやきなんぼマンボ」は90%完成したも同然なのでした。


2003年02月19日掲載

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