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情熱のパーカッション講座
渋谷パルコにて
※写真提供:パラダイス山元


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




235 たこやき焼けたかな?

 バスの中で、ほんの10分で作曲してしまったメロディをなんの説明もなく、東京ラテンムードデラックスの名アレンジャー清水信之氏の携帯電話に転送。
 バスを降りてから事情を説明すると、今月はスケジュールいっぱいでレコーディングにはつきあえないとの返事。あらそれは残念と、電話を切って5分後。「今日、明日ならなんとかなる」とのこと。では、スタジオ押さえてメンバー集めて、明日とっととレコーディングしてしまいましょうということになったのでした。
 私の携帯の着メロのみを手がかりに、関西風なサウンドの18人編成のビッグバンドのスコアを、一晩で書き上げたしまった恐るべし清水信之氏であった。
 名うてのミュージシャンが勢ぞろいした大スタジオで、久々に雛壇を組んでの一発録音に臨む緊張感。
「おかあさんといっしょ」を観ている子供たちが、10年後、20年後に狂信的なマンボファンになることを想定して巧妙にアレンジされたマンボ菌1億個以上が入った「たこやきなんぼマンボ」だけに、演奏には気合が入る。ほんの2テイク録音しただけで、OKが出た! といっても、私がOKしただけのことなのでありますが。
 そんなこんなで、瞬く間に曲は完成。
 しかし、いくらなんでも昨日の今日で、いきなりデモテープもなんにもなくて、これでどうです、完成しましたー! というのも、NHKに対しては失礼というか、そんな勇気もなかったので、完成してから3週間も放置プレー状態じゃなくて、自宅で子供に聴かせて反応を楽しんだりしていました。
 ふっふっふっ、マンボ菌1億が効いてる効いてる… 一人ほくそえむ私なのでした。


2003年02月26日掲載

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