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撮影:通りすがりの親切なメキシカン
これは帰りに撮影してもらいました。さすがに朝の入場時は真っ暗やみ。
※写真提供:パラダイス山元


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文・写真/パラダイス山元 --->Back Number 




240 マンボなポモナスワップミート

 マンボなクルマを探しにL.A.まで行ってきました。

 アメリカのなかでも、その規模と歴史ではダントツのロサンゼルス、ポモナのスワップミート。年に8回ほど開かれるこのイベントは、全米各地からクラシックカーに、クルマの部品やら工具、おもちゃなどの出店が大集合。展示車両は約2,000台。その会場に集まるお客さんの駐車場は、10,000台以上にも膨れ上がるなんとも気の遠くなるような規模に、ふだん運動不足気味の私は少々不安になる。
 なんといっても1日限りのこのイベント、オープンは朝の5時。真っ暗なうちから、続々とクルマ、人が集まってくる。慣れた人は懐中電灯を片手に、達人はアタマにカンテラを灯している。お見事。

 前日泊まっていたモーテルを早々にチェックアウトして向かうものの、会場につながるハイウェイは渋滞中。ひとつ手前の出口でおりて、向かおうとするものの考えていることは皆同じ。やはりこっちも渋滞。5時をまわって、少々焦り気味になってくる。
 なんとか駐車場に入るものの、係員の誘導に従って停めた場所は、会場のゲートから1キロ以上は離れている。遠くに見えるゲートの灯りを目印に、すでに駐車しているクルマの間をジグザグに通り抜ける。けっこうタイヘン。5人に1人くらいの割合で、手押し車や、子供の乗っていないベビーカー、ショッピングセンターにある大型のカートなんか持ってきているのだ。みんな、ヤル気マンマンボ。
 どうにかこうにかゲートにたどりつき、なかに入るもののどこからどう見ようか途方に暮れる。自由社会に順路の矢印などない。みんな好きずきに思い思いの場所へ散らばって行くのだ。


2003年04月02日掲載

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