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「2004新春ガチャ!マン盆栽ショー」(原宿Grey)
手前の作品がフィギュアに30,000円以上もかけた「8時45分」
※撮影:ゴールデン岩渕


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




286 運命の渥美格之進

 入浴剤の箱が40個以上にもなったパラダイス家では、ひたすらその開封作業に追われておりました。

 さい先よく、助さんが3体、物語の主人公である越後のちりめん問屋のご隠居と、風車の弥七、腐敗代官、そしてシークレットアイテムのうっかり八兵衛に、かげろうお銀の入浴シーンのフィギュアと続いたものの、その後出てくるのは土下座、そしてまた土下座のフィギュア。肝心の格さんがなかなか出てこないのです。

 格さんが印籠をかざして「この紋所が目に入らぬかっ」というフィギュアがないとストーリーがまったく成立しないだけに、またも別のコンビニへ走り30個まとめ買い。

 結果は、またしても格さん出ず。

 急いでまた買いに出かけ、今度こそと10個買ってレジを済ませるや否や、店頭で箱を引きちぎって開封。
 結局、最初から数えて88個目にしてようやく格さんが登場。これでようやく念願のマン盆栽作品が作れるとの安堵感から、コンビニの前で一人で微笑む私なのでありました。
 後で聞いたところによると、格さんばかりで助さんが出なくて同じような目に遭っていた人もいたとか。

 人生って、そんなものですかね。


2004年03月17日掲載

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