* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文・写真/パラダイス山元 --->Back Number


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ついに発売!
与作が斧を振るうと木が揺れ、
マンボアレンジの「与作」が
鉢の中から流れ出す!
※写真提供:タカラ









319 あの「与作」が「動く!ザ・マン盆栽」に

 マン盆栽の創始者として、作品やその活動自体にこれまで様々な苦言やお叱りの言葉を賜りましたが、今日までそれを肥やしに精進を重ねて参りました、などと言ったところでウソ臭い感じもしますが、「深く考えられていない」「ただの思いつき」などと結構ヒドイこと言われたりしたのは本当です。

 伝統ある盆栽独自の世界観というのは、枝振りが命です。卓越した技と、何十年、何百年という長い時間をかけて育った鉢の素晴らしさは、もちろん私も感動します。ただ自分が生きている間には、もうどうにもならないと思うような粗末な枝ぶりの盆栽に出会った時、これをどうしたら面白く見せることができるかという点で、即効性があるのはマン盆栽であると断言いたしましょう。
 自分が生きているうちに、なんとか気に入った作品に仕上げたいもの。我が子、その孫、いやもっとひ孫の代とかにならないと鑑賞に耐えうる盆栽はできないというのは、あまりに気が遠くなる話です。

 今や、外国人の方が日本人より「粋」な心を理解しているというのもなんか腑に落ちない話ですが、マン盆栽の技法が急速に海外へ浸透していっている現在、その流れは止めることはできません。

動く!ザ・マン盆栽」が、伝統と格式ある盆栽界に挑戦状を叩きつけるなどということは決してありません。共存、共栄が望ましいと思いマン盆栽。


2004年11月24日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部