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動く!ザ・マン盆栽
on Abby Road in LONDON
※撮影:パラダイス山元

FinePix F610で撮影


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




338 アビーロード

 観光名所がたくさんありそうでいて、実はそうでもないロンドン。

 ビッグベン、大英博物館、バッキンガム宮殿・・・と、ここまでは誰でも出てくるのですが、そこからが続かない。まぁ、探せばいくらでもあるのですが、ケイマン(携帯マン盆栽)を持っていっておもしろいところというと、やはりここしかありません。

 ロンドン中心部のピカデリーサーカスから地下鉄で約15分、駅から歩くこと約10分で到着する、一見何の変哲もない横断歩道。ビートルズが数多くの作品をレコーディングしたスタジオがある、ジャケットにもなったAbby Road。世界中から、この聖地を目指す観光客は後を絶ちません。

 その昔、鉄道の基準にはじまり、交通法規など、様々な規則がイギリスから日本へ入ってきましたが、唯一日本に定着しなかったルールというものがあります。それはラウンドアバウトといわれる交差点のこと。サークル状になった信号のない大変合理的な決まりです。
 日本は、イギリスよりも土地が狭くて実現しなかったといわれていますが、北海道くらいはこれでもいいと思ってしまいます。スピードも落ちますし、なにより信号無視しようにも、信号がない。

 それから、黄色い玉が点滅している横断歩道。
 渡ろうとしている歩行者を見つけると、クルマは絶対停まらなければなりません。というか、アクセル全開でぶっ飛ばしてくるクルマでも、必ず停まるんです。もはや紳士の国とは言い難いイギリスではありますが、この交通ルールだけは本当にしっかりと守られています。

 この歩道も、観光客がちんたら歩いていても、ちゃんとクルマは停まって待っていてくれるのでした。


2005年07月06日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部