写真
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おおっ、マウントフジではないか!
まるで、葛飾北斎の富嶽三十六景 「凱風快晴」のようです。
富士山上空の飛行機から
※撮影:パラダイス山元

撮影:FinePix F610


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




344 エコノミークラス症候群

 世間は夏休み真っただ中というのに、小・中学校が夏休みに入った途端、毎年サンタクロース姿でデンマークに出かけ、長老サンタクロースからはたっぷりかわいがられ? たまりにたまってしまった連載の原稿は、往復の飛行機の中でバッテリーの残量を気にしながら片付け(エコノミークラスにはパソコン電源がない)、汗ダクダク君はラクダくんな私。
 連日、家でパソコンに向かいながらこっくりこっくりとうたた寝ばかりしているおかげで、狭くてリクライニングもたいしてきかない飛行機のエコノミーシートでも、直角に座ったまんま寝られるという技がそなわりました。

 一生、エコノミークラスでじゅうぶんな私。
 それにしても飛行機に乗るたび、エコノミークラスとビジネスクラス、ファーストクラスの、あのあまりにかけ離れた料金設定には、いつもアタマがシビレます。
 たった十数時間、同じ飛行機に乗っているだけで、何十万円も違うという既成事実は今さらどうにもならないんでしょうが、それにしてもです。同じお金使うなら、飛行機降りてからそのお金使った方が有効に利用できるんじゃないかと考えてしまう私は、エコノミークラスの客だからでしょう。

 最近は、エコノミークラスとビジネスクラスの間に、エグゼクティブエコノミークラスなどという、聞いただけでも中途半端なクラスの設定ができて、なんだかなー と思ってしまいます。ビジネスとエグゼクティブエコノミーの違いとは、会社でいうところの課長と部長代理のようなもんでしょうか?
 パソコン電源装備のエグゼクティブエコノミークラスに乗るために、エコノミーとの差額が十万円近くというのであれば、どうせエコノミーと食事内容は一緒だし、それじゃあ予備のバッテリーを2個買った方が安くて済むわい、となってしまうやっぱりエコノミークラスの私なのでした。

 しかしながら、年々、横幅がエコノミーシートにハマらなくなってきて、いつまでエコノミークラスの客でいられるか、危うくなってきているのでした。


2005年08月24日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部