* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number


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『蔓潤湯』を入れた家風呂を
楽しむ筆者
※セルフ撮影:パラダイス山元
※使用機材 FinePix F10









361 家風呂のススメ

 今年も振り返ると、アーーーッ、うっ! という間の一年でした。もういくつ寝るとお正月、という慌ただしい年末に突入してしまいました。
 惜しいことに… 紅白歌合戦に出演するわけでもなく、サンタクロースの衣裳を洗濯したり、たくさんの子どもたちから届いたお礼の手紙に目をとおしたりして、束の間の休日をのんびりと過ごしています。

 さて、この時季、温泉に行って贅沢三昧という方も多いと思いますが、私は断然「家(うち)風呂派」です。だって、秘湯だ、隠れた名湯だなんていったって、情報誌に出まくった挙げ句、なんか説明されてもよくわからない付け出しに、何処で食べてもご当地感がまるでないマグロとハマチとサーモンの刺身、極めつけに紙鍋の固いお肉のすき焼きなんかが右上の方にあるお膳なんかでてきたところで、ちっともうれしくないじゃないですか。そのうえ、年末年始はどこも満室で、観光バスなんかの団体もドバーッと訪れて、洗い場までごった返すお風呂のいったいなにが秘湯なのですか。それより、家風呂の中でお気に入りの入浴剤を入れて、のんびり熱燗なんかをクイーーーッと一杯やる方が贅沢だとは思いませんか。
 ゆっくり入って、また居間でごろ寝して、またお風呂入って… と、ぐうたらぐうたらしている方が、無駄なお金も使いませんし、リラックスできると私は思うのですが。

 『お湯のグランプリ』(角川文庫) という本を出版して以降、自分で入浴剤の調合を順列組み合わせのように延々と重ね、納得のいくブレンドを追求してきた努力(ただお湯につかっているだけ)が、今回ついに結実しました。
 年末、お正月にかけては、自分がブレンドして、『蔓潤湯(まんじゅんとう)』という名前までつけてしまったマンボな入浴剤をたっぷり入れた家風呂でのんびりしておりマンボ!


 今年も1年間『世界マンボ紀行』にあくせくアクセス頂き、ご愛読ありがとうございマンボ。
 戌年も、よろしくお願いいたしワン!


2005年12月27日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部