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熊本県 山口牧場にて
※撮影:パラダイス山元


* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




370 牛乳に相談だ。

 小学校の頃、瓶入り牛乳の蓋集めが蒐集癖の最初でした。

 冬場寒いときは、クラスの隅にでーんと構えていた石炭ストーブの上に乗っかっていた、たらいのようなブリキ製の蒸発皿のお湯の中に牛乳瓶を浸からせ牛乳を温めました。4時間目の途中で入れないとダメなんです。3時間目が終わった後くらいで牛乳瓶を入れると、瓶が温まりすぎて割れてしまうのです。このタイミングがむずかしい。授業中、先生に「牛乳あっためてもいいですか?」と断って、チャポンとやるのが日課でした。

 その後、給食の牛乳は三角パックに替わり、飲み終わった空きパックをいかに早く、いかにデカイ音で踏みつぶすことができるか、男の子どうしで競いあったりして、女の子からは白い目で見られていましたっけ。

 思い起こしてみると、生まれたときから牛乳好きの私。小学生から高校生にかけては1日に1リットル近く飲んでいました。いくら飲んでもお腹がゴロゴロなんてしませんでしたし、アイスも、ホットもどちらでもいけました。ホットの、あの上に浮かんだ膜は私の好物のひとつです。

 阿蘇の大自然のなか、イケメンの牛飼いのもとでのびのびと育った牛から搾ったばかりの濃厚な牛乳のなんと美味しいかったこと。イッキ飲みしては、お替わりを繰り返す我が息子たちよ。遠慮というものを知りなさいっ。

 私の牛乳好きは、子供たちに完全に遺伝しているようです。


2006年06月28日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部