* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number


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成田空港にて
※撮影:パラダイス山元
※使用機材:FinePix F10



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国内線に1日に
8回飛行機に乗ります
※撮影:パラダイス山元
※使用機材:FinePix F10





402 マイル修行の旅(3) ー1日に2往復、3往復・・・ー

 札幌市内の実家近くには路面電車が走っていて、市内全域にその路線網は広がっていて、休みの日には一日電車に揺られて、靴を脱いで窓の外を眺めているのがなによりの楽しみでした。

 札幌冬季オリンピックが始まる直前、地下鉄開通にあわせ次々に市内を走る路面電車の路線が廃止されました。普段滅多に乗らない路線でも最終日のさよなら電車には、両親にわざわざ連れて行って乗せてもらったものです。暗闇の中、遠くから花電車の電飾が近づいてくるのにも胸がときめきました。また、さよなら記念の乗車券なども、朝並んで買ってきてくれたりと、もしかして鉄道ファンのルーツは両親のDNAがそのまま受け継がれたものではないかと最近になって思うようになってきました。中学、高校生の頃は、鉄道趣味を頭ごなしに否定されていたのですがね。

 その頃、飛行機で札幌から東京へ行くなどということは考えも及びませんでした。

 東京へは、函館まで小樽経由の特急「北海」か、千歳経由の「おおぞら」「北斗」「おおとり」、函館で青函連絡船に乗りかえ、青森から上野まで東北本線経由の「はつかり」か、常磐線経由の「みちのく」で、ほぼ丸一日かかるところなんだと、時刻表を首っ引きで眺めていました。東京へ行くことは、上京するんだという、文字どおりなにか覚悟を決めて上って行かなければならないものだと、子供心に胸に深く刻みました。

 それが今では、片道あっさり一時間ちょっとの空の旅。ちょっと無理すれば、日帰りさえできてしまいます。いや、ちょっと無理して2往復、3往復だってできてしまいます。

 パイロットやキャビンアテンダントでもないのに、本当にそんな乗り方している人がいるの? と思いますよね。

 この世の中には、日本国内を、いや世界中を、仕事で行く、観光へ行く、誰に会う、わけでなく、ただ自腹で飛行機のチケットを買って、何度も同じ区間を乗り続けている人たちが存在するのです。



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2007年04月11日掲載

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