* 週刊フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number


写真
---> 拡大表示

伊丹空港に降り立つたび、
欧陽菲菲の雨のエアポートがリフレインします。
※撮影:パラダイス山元
※使用機材:FinePix F10



写真
---> 拡大表示

伊丹〜高知
ピストンといったらこの機体
※撮影:パラダイス山元
※使用機材:FinePix F10





411 マイル修行の旅(12) ー八丈島ぐるぐるー

 あともう少しでプラチナ基準に到達というところで、距離派なら国内線の場合、

  東京(羽田)〜札幌(千歳)
  東京(羽田)〜沖縄(那覇)

という長距離路線の選択肢があります。

 回数派の場合、運賃が安く、飛行時間が短く、また1日に何度も就航している路線を選ぶという方法で、

  大阪(伊丹)〜高知
  福岡〜対馬
  沖縄(那覇)〜宮古

中でも定番修行路線として特に修行僧に人気が高いのが、

  東京(羽田)〜大島〜八丈島

の、いわゆる「ぐるぐる」というルートです。
“ルートきっぷ”という航空券で、ひたすら東京と2つの島を行ったり来たり、またぐるぐるまわることで、搭乗1回あたりのコストを7800円にまで押さえることができるという裏わざでもなんでもない、堂々とした表わざがあるのです。

 つまりこの区間をひたすら50回飛び続けた場合、経費400,000円弱でプラチナに手が届くということなのです。私が、昨年距離派で達成したときのコストの、実に1/3ほどです。しかもこの修行方法だと、1日に6回も搭乗することができるのです。無理することには間違いありませんが、わずか9日間でプラチナ基準を達成することができてしまうのです。なんか運転免許の合宿教習みたいです。

 昨年中、何度か考えた末、私はこの修行方法は諦めました。

 とにかく同じ区間を、1日に何度も乗るなんてこっ恥ずかしいというか、そんなの飽きちゃうよ…と思ったからです。でも、そのストイックなまでに、意味もなく飛行機に乗り続ける姿こそが修行僧であって、その行為は「純粋な修行」とまで評されているのです、ネットの掲示板上では(笑)。

 理論上可能と思われる修行が、思わぬ不可抗力でとんでもない展開になることもあります。

 “島流し”というやつです。



※<マイル修行の旅>を最初から読みたい方は →こちら 


2007年06月20日掲載

<--Back     Next-->

世界マンボ紀行の目次へ--->



Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部