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ロンドン ヒースロー空港のSASラウンジ
※撮影:パラダイス山元
※使用機材:FinePix F50fd


* 連載フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文/パラダイス山元 --->Back Number 




434 マイル修行の旅(35) ー今年の抱負「世界のラウンジ巡り」ー

 日本人ならではの言い回しに「せっかく〜だから、◯◯しよう」というのがあります。せっかく京都へ来たんだから、ついでに奈良も観ていこうとか、せっかくバイキング食べに来たんだから、海老と蟹はガッツリ食べていかなくっちゃなど。これは日本の国民が全体的に心の余裕がないというか、いい意味でエコな節約体質、悪い意味で相当な貧乏体質といえます。

 私も身分不相応にちゃっかりANAダイヤモンドメンバーになってしまったところで、そのステイタスにふさわしい心の余裕が備わっているはずもなく、せっかくダイヤモンドメンバーになって、せっかくファーストラウンジに来たのだから、美味しいお食事を頂いて、飲み物も頂いて、せっかくだからマッサージチェアに座ってと、飛行機に乗る直前になって俄然慌ただしくなってしまうのです。

 しょうがないです、日本人ですから。

 トランジットなどで海外の空港のラウンジに入ると、独特なハイソな空気が流れているような空間に、思わず足がすくんでしまう時があります。心の中で、堂々と胸をはれ〜、キョロキョロするな〜、落ち着け〜 などと号令をかけて、せっかくだからとカウンターにおつまみなんぞを取りにいく私。

 そんないつまでたってもドキドキ気分でのラウンジ入室、アッパークラスへの搭乗は、ここへ来て私の人生の方向性を変えるものとなりました。

 「どんな環境にも馴染める体質づくり」

 これが今年の目標です。
 どんな状況下におかれてもひるまずに堂々と振る舞う。そのためだけに世界の空港ラウンジ巡りをする。空港の外には、この際一歩も出ない。旅の目的が空港のラウンジ。

 新しい修行スタイルになりそうです。
 メタボなサンタ体型の維持にもよさそうです。



※<マイル修行の旅>を最初から読みたい方は →こちら 



2008年02月20日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部