* 連載フォトエッセイ*

世界マンボ紀行

  文・写真/パラダイス山元 --->Back Number


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フォッカー50
セントレア 中部国際空港にて




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フォッカー50の機内から




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フォッカー50
仙台空港にて

※撮影:パラダイス山元
※使用機材:FinePix F10


454 マイル修行の旅(53) ー残り2機のプロペラ機ー

 羽田‐大島間を去っていったボンバルディアQ300搭乗の興奮が冷めやらぬうち、今度は中部国際空港を拠点に活躍しているフォッカー50というプロペラ機が、2009年2月で引退するという情報を聞いて、あわてて羽田から名古屋へ飛び立ちました。

 あっ、マイル修行の読者の方ならもうご存知ですよね。羽田?中部間はANAの直行便は飛んでいません。というわけで、沖縄経由で中部入りすることにします。

 プロペラ機に乗るのがどんなに楽しいかって、搭乗する際、駐機場へ行くまでのシャトルバス移動、そしてタラップを一段一段上がっていく、儀式にも似た一連の流れが『これから飛行機に乗るゾー』という気持ちを否応なく駆り立ててくれます。空の旅への憧れ、男のロマンを感じる瞬間です。

 搭乗口からボーディングブリッジを渡って、Boing747?400ジャンボジェット機に乗る時も充分感じてはいるのですが、ガラス越しではなく目の前で生で飛行機を見ることができて、バシャバシャ写真に撮れるというのは、空太郎としてとっても得した気分です。ついでに、隣に停まっている別の飛行機なんかも写せます。この機体の前部のボンネットは、なにか動物に見えてしまいます。例えるなら、ワンちゃんですかね。ちょっとレトロな遊園地にあった、回転しながら上昇していく飛行塔の飛行機のようです。

 送迎バスが到着すると、チーフパーサーさんの大変丁寧なお迎えがあります。機内サービスはもちろん100点満点です。間近で回転するプロペラのパワーにも圧倒されます。ジェット機に比べて低い高度を飛ぶので、機内からの眺めはくっきり、道路を走っているクルマはもちろん、アルプスの尾根を登山している人までわかります。同じ飛行機で、中部?仙台?中部を1日で巡る行程でしたが、じっくり日本の地理の勉強したような錯覚になれます。

 お出迎え時、CP(チーフパーサー)さんから丁寧なご挨拶がありましたが、降機後にも乗ったシャトルバスをいつまでも見送るCPさんの姿に、来てよかったなぁ~ と、ホッコリあたたかい気持ちになりました。お正月に空の上から、アルプスの峰、富士山を拝みに行くなんてどうですか?

 来年も『世界マンボ紀行』?マイル修行の旅?をよろしくお願いします。
 どうぞ、良いお年をお迎え下さい。



※<マイル修行の旅>を第1回から読みたい方は →こちら 



※編集部注:
本文中に掲載されている就航路線・機種および航空会社のキャンペーンやサービス等に関する情報は2008年11月現在のものです。最新の情報については航空会社にお問い合わせください。


2008年12月17日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部