* 週刊フォトエッセイ*

【新製品レビュー】

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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クレアとアニエス。この体温感がFinePixの画だ。


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ワイドの構図を縦に構えて面白い。


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トリミングなしである。

※すべてFinePixF810で撮影しました。

「FinePixF810」− 手の中のマニュアル −

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 デジカメの写真というのはデータである、当たり前だけど。CCD自体の性能も当然最重要であるが、その性能をより魅力的に引き出すのがプログラムの腕の見せ所だ。「機械はこう言ってます」って測定上の事実じゃなくて「人には今の景色はこう見えてたんじゃない?」という感覚に訴える部分がポイントなのだ。FinePixシリーズがそんな美味しい画を作るのに長けているのはさすがである。だてにヴィジュアル稼業を何十年もやってない。


 最近のFinePixにはスタンダードモードに加えてクロームモード(風景写真と言えば定番のあのポジフィルムの味!)まで備えている機種もあるが、ご多分に漏れずF810にもそのクロームモードが付いていて、これまた凝った画作りが楽しめる。


 それに加えてF710から導入されたワイドモードのフレーミングが非常に面白い。ただ上下をぶった切っただけではなくて、その画質モードで縦横のピクセルの積が最大になるようになっている。35mmフィルムの1コマをフルで使ったときにも似た縦横比が、いわゆるパノラマモードや通常のデジカメの4:3の比率とはちょっと違う風景を見せてくれるんである。また、これがスイッチひとつで切り替えられるのも好感が持てる要素のひとつである。





2004年09月29日掲載

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F810


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マカロニ・アンモナイト編集部